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カンセロが急転直下のバイエルン行き…ペップとの軋轢が原因か

バイエルン行き間近とされているマンチェスター・シティのポルトガル代表DFジョアン・カンセロ(28)だが、その背景にはジョゼップ・グアルディオラ監督との仲違いがあったようだ。イギリス『デイリー・メール』が伝えている。

締め切りが間近に迫り、より活発化している今冬の移籍市場。多くのクラブが最後の追い込みをかける中、急浮上したのがポルトガル代表DFのバイエルン行きというビッグディール。

降って沸いたような話だが、移籍市場に精通するファブリツィオ・ロマーノ記者によると、すでにバイエルンとシティはレンタルで合意しており、7000万ユーロ(約98億8000万円)の買取オプションも付帯するという。

ここまでの大物選手にしては随分あっさり決まりそうだが、それは指揮官との軋轢が原因とのこと。カタール・ワールドカップ以降、激減しているカンセロの出場時間。若手のリコ・ルイスの台頭やネイサン・アケのサイドバック起用が奏功したことも理由だが、本人の態度に指揮官は不満を抱いていたと『デイリー・メール』は主張している。

次第にカンセロもストレスを抱えるようになり、27日に行われたFAカップのアーセナル戦でもベンチスタートが告げられると怒りが爆発。ついに2人は衝突してしまったようだ。

グアルディオラ監督は度々「不満のある選手はチームに入るべきではない」とコメントしており、カンセロが移籍希望を伝えるとスペイン陣指揮官は抵抗することなく古巣への移籍を認めたという。

なお、後任に関しては、シティの情報筋は現スカッドで十分事足りると自信を持っており、今冬に急いで獲得するつもりはないようだ。

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