レアル・マドリー, 海外の反応

2010年代のバイエルンVSレアル・マドリードは熱かった リベリが語るペペ&ラモスの恐怖「ペペとラモスは私がボールを持つたび、まるで……」


CLで何度も激突

レアル・マドリードとバイエルンは過去にチャンピオンズリーグの舞台で何度も激闘を繰り広げてきたが、特に熱かったのが2010年代だ。

2011-12シーズンは準決勝で対戦し、バイエルンがPK戦の末に勝利。2013-14シーズンはレアルが2戦合計5-0と圧勝し、2016-17シーズンは準々決勝で延長戦の末レアルが勝利。続く2017-18シーズンは準決勝で対戦し、レアルが2戦合計4-3で勝利している。

この全てのゲームを経験してきた選手の1人が、当時バイエルンでプレイしていたFWフランク・リベリだ。中にはヒートアップしたゲームもあり、0-4で敗れた2013-14シーズンの準決勝2ndレグではレアルの右サイドバックに入っていたダニエル・カルバハルとリベリが小競り合いに。
最終的にリベリはカルバハルに平手打ちを喰らわせたのだが、リベリはそれ以降レアルのDFペペとセルヒオ・ラモスが自身に対しての当たりが怖いほど強くなったと当時を振り返っている。

「カルバハルを怒鳴りつけ、平手打ちをしてしまったんだ。それ以来、ペペとラモスは私がボールを持つたび、まるで殺すかのような目で見てきた。彼らとのゲームはサバイバルだったね。ペペなんてもうボールを見ず、私そのものを追いかけてきていたから」(『MARCA』より)。
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バルセロナ, 海外の反応, 海外サッカー

スペインとラ・リーガはポゼッションにこだわらなくなった レヴァンドフスキが感じる“フィジカル”の変化「過去数年のリーガとは比べられない」

縦に速い展開も増えている

スペインのラ・リーガはジョゼップ・グアルディオラが作り上げたバルセロナの影響もあり、ポゼッションを重視するチームが多いとの印象もあっただろう。

現在バルセロナの最前線に入るロベルト・レヴァンドフスキも、加入当初はバルセロナ特有の狭い距離感でのロンドに驚いたと語っている。

「バルセロナに独自のスタイルがあることは分かっている。ただ、当初はなぜあれほど多くのショートパスを繋ぐのか不思議に思っていた。最初のトレーニングセッションでのロンドには驚いたよ。選手同士の距離を近くするよう要求されたから、それに適応する必要はあったね」

ただ、ハンジ・フリックが指揮官に就任してからのバルセロナは変わった。より縦に速いサッカーを実践しており、ポゼッションにこだわりすぎることもない。レヴァンドフスキはバルセロナだけでなく、リーグ全体に変化があったと続けている。

「もっとテクニカルなリーグなのだろうと予想していたけど、加入から数ヶ月後には過去数年のリーガとは比べられないことに気付いた。現在では守備的に戦うチームも増えたし、攻撃的なプレイスタイルは少しずつ減少傾向にあるかな。以前はビッグクラブだけでなく、全体的に多くのゴールが生まれていた。それが今やラ・リーガはよりフィジカルなものになっていることに気付いたんだ」(『Barca One』より)。

現在はスペイン代表もポゼッション率にこだわることはなく、縦にスピーディーな展開も増えている。レヴァンドフスキも今のフリック流の方が合っていると言うことができ、ここ数年でリーグの環境はかなり変わったか。

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