
シティ痛恨、ペップがロドリの怪我の状態に言及”万全な状態になるのは9月のインターナショナルブレーク明けになるかもしれない”ー海外の反応ー

ペップ、クラブW杯で再負傷のロドリの状態に言及「万全な状態になるのは…」
マンチェスター・シティを率いるジョゼップ・グアルディオラ監督が、スペイン代表MFロドリの状態に言及した。8日、クラブ公式サイトが伝えている。
昨年にはバロンドールを受賞したロドリだが、昨年9月に右ひざ前十字じん帯断裂の大ケガを負い、シーズン終了間際に復帰を果たしたものの、2024-25シーズンの大半を欠場することを余儀なくされた。
完全復活が期待されるロドリは今夏に開催されたFIFAクラブワールドカップ2025で4試合に出場を果たしたが、延長戦までもつれたラウンド16でのアル・ヒラル戦では53分から途中出場していたなか、延長前半の100分に途中交代となり、自らの足でピッチを退いたものの、負傷の可能性が指摘されていたことから状態には注目が集まっている。
そんななか、9日に行われるパレルモとのプレシーズンマッチを前にグアルディオラ監督は、イングランド代表MFフィル・フォーデンとともに、同試合を欠場するロドリの状態について次のように明かした。
「フィルは調子が良かったけど、足首を痛めてしまった。そのため、予防措置としてこの試合から外すことにした。ロドリは回復に向かっているけど、最後の試合のアル・ヒラル戦で大きな負傷を負ってしまい、ここ5、6週間に影響していた」
「彼は今、トレーニングをしており、ここ2、3日は良くなっているけど、本当に万全な状態になるのはもしかしたら、(9月の)インターナショナルブレイク明けになるかもしれない」
「それまででも、何分かはプレーできることを願っている。しかし、重要なことは痛みがないことだ。復帰してすぐにケガをしてしまうようなことは避けたいからね。そのような事態を避けるために必死に努力しているけど、ここ2、3日は私たちと一緒にトレーニングをしてきた。それは良いことだね」
なお、16日に行われるウルヴァーハンプトンとのプレミアリーグ開幕節でロドリが出場できるかと聞かれたグアルディオラ監督は「90分プレーできるとは思えない。フィルはできればね。ケガの状態によるけど、1週間あるからうまくいけばだね」と万全ではないものの、起用できる可能性があることを示唆した。
シェシュコ獲得が噂になるも…マンチェスター・ユナイテッドのエース、ホイルンドが静かに闘志を燃やす”ここに残って戦う”ー海外の反応ー
ホイルンドが覚悟の決断「ここに残って戦う」 新たなCF加入でも揺るがぬスタンス
進化を誓う
ラスムス・ホイルンドが自身の去就について言及し、「マンチェスター・ユナイテッドに残ってポジション争いをする」と語った。RBライプツィヒ所属のベンジャミン・シェシュコ獲得が噂される中での発言である。『Manchester Evening News』が伝えている。
ユナイテッドはシカゴでボーンマスと対戦し、4−1の快勝を収めた。この一戦でホイルンドは得点を挙げる活躍を見せたが、試合当日にクラブが新たなストライカー獲得に動いていることが報じられた。
そうした状況下でもホイルンドは「まだクラブから自分の将来については何も聞いていない。だが、自分のプランは明確で、ここに残って戦うこと。それが一番大切だ」と同紙に語っている。さらに「自分はまだ22歳。それを忘れがちな人もいるが、学んだことは多いし、プレイの基礎が確実に進化している」と自身の成長にも手応えを示した。
今夏のプレシーズンではアモリム監督の下で充実ぶりを見せており、ウェストハム戦でも立ち上がりに惜しいシュートを放ち、ボーンマス戦では得点を奪った。自身の課題とされてきたゴール前の動きについても「多くの試合をこなしてきた分、練習時間は限られた。だから映像を使って自分の動きやタイミングを研究してきた」と改善の努力を明かしている。
「昨季はチーム全体が苦しんだ。自分ももっとやれたはずだと思っている。だが、今は確実に前に進んでいる。プレシーズンの2試合を見ても、チームとして良い方向に向かっている」と語るホイルンド。ライバル加入が噂される今、静かに燃える若きエースは、誰よりも未来を見据えている。

”積極的な補強を約束されたのに…”クリスタルパレス指揮官ぼやく”移籍市場で十分な成果をあげられていない”ー海外の反応ー
約束が果たされていない? パレス指揮官、鈍い補強に不満…「またしてもスタートから躓きうる」
【欧州・海外サッカー ニュース】クリスタル・パレスのオリヴァー・グラスナー監督が今夏の補強動向に不満を抱くようだ。
FAカップ王者のパレス。ヴィクトル・ギェケレシュを獲得したアーセナルがエベレチ・エゼに焦点を移し、6000万ポンド前後のオファーを準備していると報じられている。パレスが設定する6700万ポンドに及ばない額だが、アーセナル行きで決着するとの見方がなされており、エゼ本人にも前向きとの報道。さらに続報ではエゼがタイトルとチャンピオンズリーグ出場のチャンスととらえているともいわれる。
グラスナー監督はこの状況を憂いる様子。FAカップを制したことでクラブから補強の約束をとりつけたオーストリア人指揮官だが、新シーズンの開幕が迫るなか、依然として戦力が乏しい状況にある。
オーストリアメディア『Kronen Zeitung』のインタビューでこう述べている。
「全選手が残っているものの、今のところ、移籍市場で十分な成果を上げられていない。今季はより積極的な補強に乗り出し、早めに新たな選手を獲得すると約束されていたんだ」
「現時点でフィールドプレーヤーは17人だ! これ以上は選手を失いたくない。そうなったら、昨季のように移籍市場の最終日に4選手を獲得するようにことが起き、またしてもスタートから躓きうる」
エゼのような選手を失うようなことがあれば、ここまで目立った補強なしのチーム状況からしても、グラスナー監督にとって大きな痛手に。補強の動きが滞っているパレスだが、プレシーズンはすでに始まっており、次戦はアウグスブルクと対戦し、その先の8月10日にはリヴァプールとのコミュニティ・シールドを控える。
