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2失点関与のキム・ミンジェにトゥヘル監督が苦言「あまりに貪欲すぎる」「簡単にやられすぎている」

 バイエルンのトーマス・トゥヘル監督が、2失点に関与した韓国代表DFキム・ミンジェに苦言を呈した。独『ビルト』が伝えている。

 バイエルンは30日、UEFAチャンピオンズリーグ準決勝第1戦でR・マドリーをホームに迎えた。しかし、前半24分に先制点を献上してしまう。

 FWビニシウス・ジュニオールがポジションを下げると、マークしていたキム・ミンジェが対応。しかし、裏に生まれたスペースをビニシウスに突かれると、MFトニ・クロースのスルーパスを蹴り込まれてスコアを0-1とされた。

 トゥヘル監督は「ミンジェはカウンターに対し、積極的になるべきではない。彼はボールを受けてからならできるが、カウンターには自由に参加すべきではない」と話した。

「あまりにも貪欲すぎる。ボールホルダーに対するプレッシャーがないから、何が来るかは分からない。簡単にやられすぎているし、誰も彼を助けられない。ボールがプレーされる前にカウンターの動きを積極的にするのは貪欲すぎる」

 さらに、2-1とバイエルンが逆転して迎えた後半37分にはPA内でロドリゴ・ゴエスを倒してしまってPKを献上。このPKをビニシウスに決められ、R・マドリーに2-2のドローに持ち込まれてしまった。

 指揮官は「2失点目も欲張りすぎた。彼はずっと良いポジションにいたのに、パスを出される瞬間に間違ったポジションになった。エリック・ダイアーが助けに入ったが、ファウルを犯した。貪欲すぎる」と苦言を呈している。

 2-2のイーブンで迎える第2戦は、8日にR・マドリーのホームであるサンティアゴ・ベルナベウで開催される。

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逆転負けでCL敗退…シャビ監督は判定に不満爆発「本当にひどかった」

 バルセロナを率いるシャビ・エルナンデス監督が、パリ・サンジェルマン(PSG)戦の判定に不満を爆発させた。

 チャンピオンズリーグ(CL)・準々決勝セカンドレグが16日に行われ、バルセロナはPSGと対戦。3-2とリードして迎えた一戦は12分にハフィーニャが先制点を決めたものの、29分にロナルド・アラウホが一発退場に。ここから流れが変わると、その後4失点を喫し、1-4で試合終了。2試合合計4-6で敗退となった。

 56分にはレッドカードが提示されて退場となっていたシャビ監督は試合後、スペインメディア『Movistar』で「主審は本当にひどかった。私は彼に彼のパフォーマンスが最悪だったと伝えた。主審について話すことは好きではないが、それが明らかに影響を与えたのでこれを言わざるを得ない」と不満を強調しながら、次のように続けた。

「レッドカードが試合の決定的な要因になったので、とても動揺しているし、怒ってもいる。11人の時、私たちはいいポジションにいて、いいプレーをしていた。このような試合でレッドカードとなるのはやりすぎだ。その後は別の試合になってしまった。不必要な退場によってシーズンの成果が台無しになってしまったのは残念だ」

 また、シャビ監督は『CBS Sports』でも「審判の判定のせいでシーズンのすべての仕事が終わってしまったのは残念だ。ルイス・エンリケ、そしてPSGと11対11人ですべての時間対戦したかった。サッカーに退場があることは理解しているけど、これ(アラウホの退場)は不必要だったと思う」と語った。