バルセロナにまたしても新星登場!アスティック・ビルバオ戦で決勝ゴールを決めたマルク・ギウが話題に―海外の反応―
【欧州・海外サッカー ニュース】バルセロナが2試合ぶり勝利。ゴールを決めたのは、17歳FWマルク・ギウだ!
22日のラ・リーガ第10節、バルセロナはホームでのアスレティック・ビルバオ戦を1-0で制した。
審判買収疑惑“ネグレイラ事件”でラポルタ会長が起訴の対象に含まれ、これを受けた同会長から「社会的レアル・マドリー主義が“ネグレイラ事件”を利用してバルサの名を汚そうとしている」との発言が飛び出し、それにチャビ監督が「100%同意する。ラポルタが起訴されたのも社会的マドリー主義によってだ」と続く……。今週のバルセロナは、とにかくピッチ外が騒がしかった。
しかしスポーツ面に目を向ければ、前日に首位レアル・マドリーがセビージャと引き分けたことで、バルセロナはクラシコ直前に勝ち点差を1に縮められるチャンスを手に。このアスレティック戦、チャビ監督はGKテア・シュテーゲン、DFカンセロ、クリステンセン、イニゴ・マルティネス、バルデ、MFガビ、オリオル・ロメウ、ギュンドアン、FWフェラン・トーレス、フェルミン、ジョアン・フェリックスを先発させている(デ・ヨング、ハフィーニャ、レヴァンドフスキ、ペドリ、クンデが負傷中)。
前半、バルセロナは10分過ぎに立て続けにチャンスを得る。サイドチェンジのボールを受けたフェランが右サイドを突破し、その折り返しにJ・フェリックスが右足で合わせたが、これはクロスバーに直撃。さらにバルデのパスから今度はフェルミンがボールを叩いたが、GKウナイ・シモンに弾かれている。
チャンスを逸したバルセロナはその後、フェルミンを偽9番に置くシステムがあまり機能せず攻撃が停滞。アスレティックのカウンターを中心とした攻めに苦しんだが、イニャキ&ニコのウィリアムズ兄弟が迎えた決定機ではT・シュテーゲンのビッグセーブが飛び出し、何とか無失点で前半を終えている。
後半立ち上がり、バルセロナはフェラン&J・フェリックスがチャンスを手にするも決め切れず。チャビ監督は60分に交代カードを切り、クリステンセン&O・ロメウを下げてアラウホ&ラミン・ヤマルを入れた。
だが、その後もバルセロナは苦戦。64分には負傷明けのヤマルがJ・フェリックスのお膳立てからシュートまで持ち込んだものの、これはサイドネットを揺らすのみに終わる。また75分にはカンセロがミドルでゴールをうかがうも、またもU・シモンのセーブに阻まれた。J・フェリックスがパスにドリブルに圧倒的な存在感を見せながらも、それをゴールに昇華できない状況が続く。
苦しいバルセロナ。チャビ監督は79分に再び交代カードを切る。バルデ、フェルミンを下げてマルコス・アロンソを出場させ、さらにBチームの17歳FWマルク・ギウをトップチームデビューさせた。
すると、その交代から23秒後、ギウが電光石火でトップチーム初ゴールを決めた。背番号38はJ・フェリックスのスルーパスから最終ラインを突破。そのままペナルティーエリア内左に入り込むと、右足のシュートでU・シモンを破っている。
下部組織出身選手のあまりに鮮烈過ぎるデビュー弾でついに先制したバルセロナは、その1点リードを最後まで守り切り2試合ぶりの勝利を飾った。首位レアル・マドリー、2位ジローナとの勝ち点差を1としている。
■試合結果
バルセロナ 1-0 アスレティック・ビルバオ
■試合結果
バルセロナ:マルク・ギウ(80分)
ハイライト
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バルセロナ、カンプ・ノウから客足が遠のいている。
収容人数10万人を誇るバルセロナの本拠地カンプ・ノウだが、チームの不調を受けて客足がどんどんと遠のいている。
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