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マンCのデ・ブライネ、手術実施なら最大4カ月の離脱へ…ペップも懸念「深刻なケガだ」

 マンチェスター・シティに所属しているベルギー代表MFケヴィン・デ・ブライネが、数カ月の離脱を余儀なくされそうだ。マンチェスター・シティを率いるジョセップ・グアルディオラ監督が明かしている。

 デ・ブライネは昨季のチャンピオンズリーグ(CL)決勝のインテル戦で負傷に見舞われたことにより、今夏のプレシーズンマッチでは実戦のピッチに立っていなかった。6日に行われたFAコミュニティ・シールドのアーセナル戦で後半途中からプレーし、復帰を果たすと、11日に行われたプレミアリーグ開幕戦のバーンリー戦ではスタメン出場。キャプテンマークを巻いてピッチに立ったものの、23分に臀部の辺りを痛めてプレー続行不可能となり、新加入のクロアチア代表MFマテオ・コヴァチッチとの交代でピッチを後にした。

 試合後、グアルディオラ監督は「CL決勝で痛めたのと同じ箇所で、しばらく離脱することになるだろう」と明かしていた。同試合から4日後、UEFAスーパーカップの前日会見に臨んだグアルディオラ監督は、デ・ブライネの負傷について「深刻なケガであることに間違いはない」と言及。「我々は手術に踏み切るのかどうかを数日以内に決断しなければならない。どちらにせよ数カ月は離脱することになるが、手術をする場合は3、4カ月ははかかるはずだ」と述べ、長期離脱となる可能性を示唆した。

 仮にデ・ブライネが手術を決断した場合、年内はほぼすべての公式戦欠場が予想される。グアルディオラ監督も「まず第一に、ケヴィンの負傷は我々にとって痛手であり、損失だ」と話しており、“エース”の不在がマンチェスター・シティに与えるダメージを危惧した。「彼には特別な才能がある。1〜2試合の欠場であるならまだしも、長期離脱となるとチームにとっては厳しいと言わざるを得ない」と認めつつも、デ・ブライネに代わって起用される選手たちへの信頼を強調。「我々は前を向かなければならない。人生にチャンスがあるように、他の選手にとっては大きなチャンスだ。そして、このチャンスを他の選手たちが活かしてくれると私は確信している」と語っている。

デ・ブライネ

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マンCデ・ブライネがPFA年間最優秀選手賞受賞! 指揮官に感謝述べる「僕を僕にしてくれた」

 イングランドのプロサッカー選手協会(PFA)は8日、2020年のPFA年間最優秀選手賞を発表。マンチェスター・Cに所属するベルギー代表MFケヴィン・デ・ブライネが選出された。

 現在29歳のデ・ブライネは、2019-20シーズンに公式戦48試合に出場し16ゴール23アシストをマーク。チームは、プレミアリーグではリヴァプールの戴冠を許し、チャンピオンズリーグ(CL)では準々決勝でリヨンに敗れたが、デ・ブライネ自身はシーズンをとおして充実のパフォーマンスを披露し続けた。

 年間最優秀選手賞を受賞したデ・ブライネは、PFA公式サイトで「いつも対戦している他チームのライバルから評価されたというのは、とても名誉なことだね」と、選手たちからの投票によって受賞した喜びを語った。また、イギリスメディア『BBC』はデ・ブライネがジョゼップ・グアルディオラ監督に感謝の意を表したコメントを紹介。「彼は、僕を僕にしてくれたんだ」と、指揮官を絶賛した。
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