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「毎試合世界一じゃなきゃダメなのか?」伊レジェンドがマグワイアを擁護! 推し選手は「ジャガー相手に100Mを走れるかも」

元イタリア代表DFジョルジョ・キエッリーニ(ロサンゼルスFC)が、厳しい立場に置かれているイングランド代表DFハリー・マグワイア(マンチェスター・ユナイテッド)を気遣った。英メディア『SPORT BIBLE』が9月21日付けで伝えている。

 マグワイアは2019年にレスターから8000万ポンド(約120億円)もの移籍金で、名門ユナイテッドに加入。2020年からはキャプテンも務めているが、近頃は低調なパフォーマンスが続き、6位に沈んだ昨季は戦犯の1人に。今季は開幕2戦こそ先発に名を連ねたものの連敗を喫し、3戦目以降は控えに甘んじている。

 長年在籍したユベントスを退団し、今夏からMLSでプレーする38歳のレジェンドは、英紙『The Times』で、この9歳下の後輩に言及。擁護の姿勢を見せている。

「マグワイアの状況は悲しいよ。良い選手だからね。ユナイテッドは多くを要求しすぎる。8000万ポンドを払ったからといって、毎試合世界一じゃなきゃダメなのか? それは間違っている。市場の価値は、自分ではコントロールできない多くの側面に左右される。自分のせいではない」

 クラブレベルで苦戦するなか、マグワイアはネーションズリーグのイタリア戦とドイツ戦に向けた最新のイングランド代表メンバーに選出された。キエッリーニは「ワールドカップで勝ちたいなら、キープレーヤーに問題があっては無理だ。マグワイアはチームのキープレーヤーの1人で間違いない」と、警鐘も鳴らしている。 「彼と(ジョン・)ストーンズは良いコンビだ。マグワイアはリオ・ファーディナンドではないかもしれないが、十分な実力を持っている。ただ、このような状況では、(イングランドが)ベストを尽くすのに役立たない」

 一方で、お気に入りの選手には、同じくイングランド代表DFのカイル・ウォーカー(マンチェスター・シティ)の名を挙げている。

「私はカイル・ウォーカーが大好きだ。信じられないほど良い選手だ。どうやったらあんなに速く、あんなに強くなれるんだろう。ジャガー相手に100メートルを走れるかもしれない。彼は素晴らしいよ」

 キャリアの危機に直面しているマグワイアは、カタール・ワールドカップに挑むイングランド代表で居場所を作れるか。そのためにはユナイテッドでのレギュラー再奪取が欠かせない。

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マンU大激震! 選手11人が退団検討か…英メディア「監督に不満を感じている」

 マンチェスター・ユナイテッドでラルフ・ラングニック監督(63)への不信感から11人もの選手が退団を検討していると、英メディア「ギブ・ミー・スポーツ」が伝えている。

 昨年12月からチームを指揮するラングニック監督は3日のウルバーハンプトン戦に0―1で敗れ、就任後初黒星となった。同メディアによると「ユナイテッドの問題の深さが明らかになった。今では彼らの問題を詳細に説明するリポートが出てきた」とし「11人ものプレーヤーがチームを去りたいと主張している」という。

 すでに出場機会を求めて1月の移籍を志願しているフランス代表FWアントニー・マルシャルやイングランド代表FWメイソン・グリーンウッドに加えて同メディアはFWジェシー・リンガード、MFドニー・ファンデべーク、DFエリック・バイリー、GKディーン・ヘンダーソンらの名前を列挙し「不満を感じている選手だ」と報じた。

 その理由について、同メディアは「(前監督の)オーレグンナー・スールシャールは〝お気に入り〟を持っていると非難された。現在ラングニックは同じ問題に直面している」と、ポルトガル代表FWクリスチアーノ・ロナウドをはじめ主力メンバーを固定していることにイレブンは反発しており「一部の選手は失望している」という。

 そんな中、ラングニック監督も「ユナイテッドの楽屋を団結させるために戦っている」と話すなど、チーム内の雰囲気が良くないことを示唆していた。移籍金などもあって大量退団には至らないとみられているが、指揮官は不満を解消し、チーム一丸となって上位進出を果たせるだろうか。

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