[30日 ロイター] – サッカーのスペイン1部、レアル・マドリードのカルロ・アンチェロッティ監督(62)は30日、欧州5大リーグ(イングランド、スペイン、ドイツ、イタリア、フランス)を制した初めての監督となった。
レアルはこの日、エスパニョールに4─0で快勝。通算35回目のリーグ優勝を果たした。
アンチェロッティ監督は昨年6月、レアルの監督に復帰。経験に裏打ちされた戦術を用いると同時に、若手とベテラン両方の実力を最大限引き出した。
36歳のMFルカ・モドリッチ、34歳のカリム・ベンゼマは全盛期を過ぎたとみられていたが、アンチェロッティ監督の指導のもと、再び輝きを取り戻した。ベンゼマの26得点は今季リーグトップ。すでに昨季のゴール数を上回っている。
アンチェロッティ氏は2004年にACミラン(イタリア)、2010年にチェルシー(イングランド)、2013年にパリ・サンジェルマン(フランス)、2017年にバイエルン・ミュンヘン(ドイツ)をリーグ優勝に導いた
REUTER